11月の誕生石ブルートパーズ

November birthstone Bluetopaz

ブルートパーズとは

ブルートパーズは11月の誕生石です。
トパーズは日本の滋賀県や岐阜県でも産出されたことがあり、その当時は黄色が主流で、青などその他の色のトパーズは認知されていなかったそうです。そのため日本では「黄玉」と呼ばれるようになりました。
トパーズは、サンスクリット語で「火」を意味する「tapas」が名前の由来となった説、ギリシャ語で「探し求める」を意味する「topazos」が名前の由来になった説など、いくつかの説が存在しzます。
ブルートパーズは、トパーズの中でも美しいブルーが特徴の宝石です。

トパーズは日本でも採掘されていた

トパーズは、日本が産出国として知られていた時代がありました。岐阜県恵那郡、苗木地方や、滋賀県大津市、田上山などが有名な産地です。
明治時代の始めは、日本にはまだ西洋の鉱物学が伝わっていなかったため、トパーズと水晶を区別できなかったそうです。水晶にしては硬すぎて、細工に困ることから注目されるようになりました。
この当時の日本では「黄玉」と呼ばれていた通り、青いトパーズは知られていませんでした。
そのほとんどは、黄色のトパーズが主流でした。ブルートパーズが産出されるようになると、ブルーの色合いと、透き通るような美しさから評価が高まり、広く認知されるようになりました。

ブルートパーズの宝石言葉

ブルートパーズの宝石言葉には、「希望」「友情」「知性」があります。
トパーズは希望という宝石言葉を持つので、未来に向かって突き進むサポートをしてくれます。

ブルートパーズの意味・効果

・学問や教養をつかさどる石

ブルートパーズは「学問や教養をつかさどる石」と呼ばれていて、頭の働きを良くし、目標を達成できるように導いてくれるといわれています。直観力、洞察力、想像力を高め、自分が何をしたらいいのかをはっきりさせてくれます。
物事の効率を高めることができ、新しいアイディアを生み出す確率も上がるので、学業でも仕事でもおすすめのお守りになります。

・誠実な心

ブルートパーズは、透明感のある美しさから「誠実さ」を育んでくれるといわれています。誠実な心を持つことで、良好な人間関係を築くことができます。恋人同士だけでなく、宝石言葉にある「友愛」の力で友情関係も強くなります。
仕事面では、職場環境も良くなるので、どなたでも人間関係のお守りとしてもおすすめです。持ち主の想いを強くする効果もあるので、自身が湧いてきて、夢を実現するためのサポートをしてくれます。

ブルートパーズのお手入れ方法

ブルートパーズは、熱や太陽光に長時間さらされると、変色してしまう恐れがあります。ジュエリーとして、普段使用する分には問題ありませんが、保管時は太陽光が直接当たらない場所がおすすめです。汚れが気になる場合は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯か、水洗いがおすすめです。超音波洗浄機などのクリーニングは不向きで、おすすめできないです。

鉱物としてのブルートパーズ

ブルートパーズは、トパーズの鉱物グループの一つです。トパーズは多くのカラーが存在し、古くから宝飾品として用いられてきました。
比較的硬い鉱物ではありますが、割れやすい性質も持っているため、叩く角度によっては、簡単に傷がつくこともあります。トパーズは太陽光や熱に弱い鉱物です。長時間、太陽光にさらされてしまうと、変色してしまう恐れがあります。
現在存在されるブルートパーズのほとんどが、放射線処理や加熱処理によってブルーにしているものが多いです。無色透明のものはブルーやグリーンんび発色し、黄色ものはピンクに発色します。
ブルートパーズ以外で人気なトパーズで「インペリアルトパーズ」があります。インペリアルトパーズはシェリー酒のような、オレンジとピンクの間のようなカラーが特徴です。
トパーズの産地は、ブラジル、ロシア、タイなどが有名です。明治時代では、日本でも採掘されたいました。岐阜県恵那郡、苗木地方や、滋賀県大津市、田上山などが有名な産地です。