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K18ホワイトゴールドについて

About K18 White Gold

ゴールドでありながら、プラチナのような白い輝きが特徴のホワイトゴールド。白い輝きはダイヤモンドとも相性が良く、ダイヤモンドの輝きを増幅させてくれます。

ここでは以下の順番で、K18ホワイトゴールドの魅力をお伝えします。

K18ホワイトゴールドの魅力

  • プラチナとホワイトゴールドの違い
  • K18ホワイトゴールドには何が入っているの?
  • ロジウムコーティングは剥がれる?
  • ナチュラルホワイトゴールドの色味も素敵
  • パラジウムアレルギーの方は注意が必要
  • K18ホワイトゴールドのまとめ

プラチナとホワイトゴールドの違い

プラチナとホワイトゴールドは同じ白色の輝きが特徴ですが、実は全くの別物なのです。元素記号は、プラチナは「Pt」ゴールドは「Au」なので、同じ白い輝きでも、元素から異なる金属です。
プラチナは生まれながら天然の白色で、白い輝きを永遠に保つことができます。
ホワイトゴールドは、パラジウムなどの白金族の金属を加え、白く輝くように配合されていますが、もとは黄金色のゴールドがメインになっているので、ホワイトゴールドといってもプラチナのような完全な白色にはならないです。ほのかに黄色掛かっていたり、ややグレーな印象になります。(ホワイトゴールドの配合は、ブランドごとに変わってくるので、色味も一定ではないです。)そこで、白金族に属する金属の中でも特に硬く、強い耐久性を持つ「ロジウム」でコーティングをすることで、白色の輝きに仕上げていきます。
また、同じ寸法のデザインを作ったときに、ホワイトゴールドよりもプラチナのほうが重くなります。
これは比重が関係していて、プラチナのほうがホワイトゴールドよりも比重が大きいからです。

K18ホワイトゴールドには何が入っているの?

K18ホワイトゴールドは、ゴールドに銀、銅、パラジウムを混ぜた合金です。金を75%、残りの25%は銀と銅とパラジウムが配合されています。そのままのホワイトゴールドだと、プラチナのような白い輝きにはならないので、ロジウムコーティングをすることで白く輝きます。ロジウムコーティングをすることで、白色になるだけでなく、表面の耐久性が上がることで、小傷もつきづらくなります。
他のK18ゴールドの配合についてですが、イエローゴールドとピンクゴールドは、割金として銀と銅がメインですが、ホワイトゴールドは、パラジウムを一番多く配合していることが特徴です。
K18ホワイトゴールドの比重は約16.4で、プラチナ950の約20.6と比較すると、小さくなっています。比重が小さいと、同じ大きさのものを作ったときに、重さが軽くなります。
プラチナとホワイトゴールドは似ていますが、重さはホワイトゴールドのほうが軽いです。また、他のK18ゴールドと比べ、K18ホワイトゴールドはパラジウムが多く入っているため、比重が大きくなりやすいです。

ロジウムコーティングは剥がれる?

K18ホワイトゴールドは、日々の生活の中で肌身離さず使用しても、安心できる耐久性があります。プラチナのジュエリーと比べても、遜色のない硬度があります。
ホワイトゴールドのジュエリーは、表面にロジウムコーティングが施されているため、とても硬く生活傷に強いです。しかし、ロジウムコーティングは長く使用していると剥がれることがあります。指輪に比べると、ネックレスのほうが接触の機会が少ないため、ロジウムコーティングが長持ちします。
ロジウムコーティングが剥がれた地金の状態でも、硬度の高い金属なので、強度は安心できますが、イエローゴールドやピンクゴールドと比べ、小傷は目立ちやすいです。そのままにしておくと小傷が気になる方もいらっしゃると思います。磨き直しやロジウムコーティングの掛け直しは可能なので、定期的なメンテナンスがおすすめです。

ナチュラルホワイトゴールドの色味も素敵

ホワイトゴールドは、表面にロジウムコーティングを施しているため、長く使用しているとロジウムコーティングが剥がれてきてしまい、地金そのものの色が見えてきます。最初はプラチナのような白い輝きですが、ロジウムコーティングが剥がれることで、やや黄色味掛かった色合いになります。ロジウムコーティングは掛け直しができますが、そのままの色合いが好みという方も多いです。
ダイヤモンドとの相性を考えると、一般的には白い輝きのほうが美しいとされていますが、金属のみのデザインならば、ナチュラルカラーも素敵です。プラチナを少し落ち着かせ、イエローゴールドの派手さをグッと抑えた自然な色味が特徴で、肌なじみもとてもいいです。
近年では、結婚指輪でもナチュラルホワイトゴールドを採用しているブランドが増えていて、周りと色味が被りたくない方に人気です。
アミュリのジュエリーでも、ナチュラルホワイトゴールドでお作りすることも可能なので、ご希望の方はご相談ください。

パラジウムアレルギーの方は注意が必要

K18ホワイトゴールドのジュエリーを使用していて、金属アレルギーの反応が出る方は少ないです。しかし、K18ホワイトゴールドの中にはパラジウムが含まれているので、金属アレルギーに悩まれている方は注意が必要です。K18ホワイトゴールドの中に含まれる、金と銀に関しては、アレルギー反応がほとんどないですが、パラジウムにアレルギーを持っている方は一定数います。
しかし、パラジウムアレルギーを持っている方でも、K18ホワイトゴールドの中に含まれているパラジウムは少量のため、大丈夫なこともあります。金属アレルギーを調べるパッチテストを受けてみて、パラジウムアレルギーを持っていた場合でも、パラジウムの割合が少量であれば大丈夫なのかを、医師に相談してみてください。
金属アレルギーに悩んでいる方で、白色の金属がお好みのでしたら、限りなくパラジウムの割合を減らしたプラチナ950がおすすめです。

ちなみに、親の金属アレルギーは赤ちゃんには遺伝しないようです。

K18ホワイトゴールドのまとめ

  • プラチナのような白い輝きが特徴
  • ロジウムコーティングを施し白く仕上げている
  • 金を75%、残りの25%を銀と銅とパラジウムで配合した合金
  • 日々の生活でも安心できる耐久性がある
  • ロジウムコーティングが剥がれると黄色味掛かった地金が出てくる
  • パラジウムアレルギーの方は注意が必要